こんにちは
先日エコー検査に関するお話を他院の先生と議論し非常に有意義だったのでメモメモ( ..)φ
まずは特徴から触れていきます!
エコーてなに?
名前だけでもある程度想像がつくかもしれませんがいわゆる「超音波検査」です!
なんといっても最大の特徴は放射線を使わないこと!
痛みもありません!
妊娠の検査なんかにも使用されているくらいだからかなり安全性は高いですよね。(湿布ですらだめなのに)
検査だけでなく、治療に使われる超音波もあり、骨折の際にくっつきを良くしたり治癒の促進効果があると言われております。
(しかし治療に用いられるものは上手に扱わないと痛みや熱感がでます)
超音波ってかなりゆうしゅうですよね
使用目的は?各検査比較
病院では腹部、心臓、血管、体表など
接骨院なんかでは筋肉の状態を見たり、骨折の有無を確認するのに使用します!
とりあえず比較をご覧ください。
エコー検査 | MRI | CT |
レントゲン |
|
写り方 | 不鮮明 | 鮮明 | やや不鮮明 |
やや鮮明 |
特徴① | 超音波 | 磁気 | 放射線 |
放射線 |
特徴② |
胎児や筋肉など動いてるものも写せる。 機械も他に比べ小型で扱いやすい。 |
磁気の共鳴周波数の違いで検査。 最も詳細に検査ができる。 |
撮影部位の断面像を見ることができる。 | 骨は白く、ガスや空気は黒く写る。 |
メリット |
動いていても撮影できる。 放射線もないので安全。 |
横だけでなく、縦断面図も見れる。 磁気を用いるので割と安全。 しかし事故は悲惨 |
レントゲンよりも詳細に検査することが出来る。 | 手軽に検査できる。 |
デメリット | 深層(肺や脳)は写りづらい。 |
狭い空間で長時間動いてはならない。 ペースメーカーや刺青を入れていると使用できない。 |
被爆の量がレントゲンより多い。 | 被爆する。 |
もちろん全ての検査にメリットデメリットありますが、これだけのローリスクで用途は幅広く安全てすごいですよね!
一番のデメリットは「不鮮明」なことでしょうか
だからこそエコーの見方がとても上手な先生は個人的にかなり信頼できます
最近の動向
ここからが新たに知ったことだったんですが、エコー検査がまた見直されているとのこと。
近年では柔道整復師の国家資格でも必修科目として導入され、整形外科などでも使用をすすめる院も増えているとのこと。
しかもこれまでとは違い ・脈拍をとる ・炎症具合を見る ・血流の具合を見る などにも使われているそうです。
これって共通しているのは患者さん目線になっていることですよね!
正直私たちはエコーが無くてもこの辺の事は簡単にわかります
しかし私たちが分かっていても口で説明されるだけでは分からない、伝わらない患者さんは大勢います。 その点その場で画面に写しながら説明できるエコーはとても素晴らしいなと感じました!
もっとお値段安ければ良いのだけど・・・
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